よくわかる舌下免疫療法特設ページ 尼崎市 尼崎駅前耳鼻咽喉科のざわクリニック

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TEL:06-6496-4187

スギ花粉症を克服したい方へ朗報!

のざわ耳鼻咽喉科 スギ花粉症 舌下免疫療法 特設ページ

10月より開始予定!

7割の方に効果あり?!

痛みの無い治療!

対症療法
治療法 特色 効果
薬物療法 初期療法 花粉飛散前に薬を使い始めることで
花粉飛散期の症状を軽くすることができます。
①症状の出現を遅らせることができます。
②飛散量の多い時期の症状を軽くできます。
③併用する薬の量や回数を少なくできます
投薬療法 花粉飛散後に薬を使い始めることで症状を軽くします。
花粉症を患っている大半の方がこの治療法です。
症状を軽くできます。
但し、眠気などの副作用がある場合があります。
手術治療 高周波治療 高周波をお鼻に照射することにより、粘膜の腫れ、むくみをとり、花粉やダニ、家のホコリなどに過敏になった粘膜の感受性を低下させる治療法です。 症状に大幅な改善が見られます。
但し、お薬の効き方が人によって異なるように、高周波の効果や持続期間も人によって異なります。
また、粘膜が元に戻った場合、花粉症の症状を再発する可能性があります。
根治療法
治療法 特色 効果
原因抗原の除去と回避 日常生活において、アレルギーを起こす物質から回避することで症状を軽くします。
外出時にマスク、メガネを使う、外に洗濯物を干さないetc
こまめに実行することで症状をかなり軽くすることができます。但し、日常生活の習慣を変える必要があるので、その点が人によっては難しい場合があります。
アレルゲン免疫療法
(減感作療法・
舌下免疫療法)
花粉に対して免疫をつける治療法であるため、他の治療法と比較した場合、長期的にわたって治癒が期待できる治療法です。 免疫療法により、症状が見られなくなるケースもあります。但し、治療期間が長くなり、稀に重篤な副作用を引き起こす可能性があります。(詳細は後述)
アレルゲン免疫療法はスギ花粉症を根治する可能性のある治療法です。だからメディアからも注目をされているのですね。
ではアレルゲン免疫療法にはどんな種類があるのでしょうか?

日本では1960年代に治療薬が開発されて以降、皮下注射による減感作療法が行われてきました。アレルギーを引き起こす原因となる物質の注射用エキスを少しずつ注射にて体内に入れて徐々に増やすことにより、体をアレルギーの原因物質に慣れさせる治療法です。

特異的減感作療法
ご自身のアレルギーの原因(例えばスギやヒノキなど)のエキスを少量ずつ体に皮下注射を行い、徐々に量を増やしてゆき、体にそのアレルギーの原因に対する感受性を低下させる治療法です。通常、最低でも1年以上は根気よく注射を続けて頂く必要があります。

非特異的減感作療法
先ほどの「特異的」に対し、こちらは「非特異的」な減感作療法です。つまり、いずれかのアレルギーの原因に関係なく、アレルギー反応を抑制する生体物質(ヒスタグロビン)を6回1クールとして皮下注射することにより、アレルギーを起こしにくい体質にする根本療法です

日本では2010年からスギ花粉症に対する舌下免疫療法の臨床試験が行われ、有効性が認識されました。そのため、2014年10月に保険診療が開始される予定です。
アレルギーを引き起こす原因となる物質のスギのエキスを少しずつ経口にて体内に入れて徐々に増やすことにより、体をアレルギーの原因物質に慣れさせる治療法です。
例えれば、寒い冬の日に急にお風呂に入ろうとするととても熱く感じるけれど、かけ湯をして身体を慣らしておくと熱く感じないということと合わせて考えていただければ理解しやすいと思います。
治療は減感作療法と同様に、最低でも2、3年かけて体質の改善を図る必要性があります。
また、治療開始1ヶ月後、毎日花粉症エキスを口に含みます。低濃度のエキスを少量から投与し、少しずつ増量、高濃度に移行します。6週目以降は週に1度、エキスを含んでいただきます。
そして、その治療法2~3年間継続することでアレルギー症状が起きにくい体質に改善していきます。

矢印
治療法 減感作療法 舌下免疫療法
投薬方法 注射 経口
治療期間 2~5年 2~5年
患者様にかかる負担 注射による痛みや腫れを伴う 口に含むため、痛みはありません
治療効果 8割以上の人が改善 7割が改善

減感作療法(注射)と比較しても、利点が多い舌下免疫療法はどんな患者さんに お奨めなのでしょうか?

舌下免疫療法は下記のような方に推奨する治療法です。

①スギ花粉の症状を軽減したい、もしくは完全に治したいとお考えになられている方

②飲み薬やスプレーをしても、症状の軽減を感じない方

②飲み薬やスプレーをしても、症状の軽減を感じない方

大前提として「スギ花粉」の治療法です。よって、ヒノキなど、その他のアレルギー抗原による花粉症の方には、効果が期待できません。

舌下免疫療法で経口投与するエキスはスギ花粉に対して、免疫を作る治療法であるため、ヒノキ・カモガヤ・イネ・ハウスダストなどその他のアレルギー物質では効果は望むことができません。
また、複数のアレルギーを持つ方やアレルギー症状が重篤な方に対しても効果に限りがあります。
また、スギ花粉症以外は、舌下免疫療法については現時点では保険適用の目途が立っていません。

以下のいずれかがあてはまる方は治療を受けることができません。

□12歳未満の小児の方
□重度の気管支喘息を患っている方
□悪性腫瘍(がん)や、免疫系の病気がある方

以下のいずれかがあてはまる方は治療に際して注意が必要です。

□アレルゲンを使った治療や検査、またはスギ花粉を含んだ食べ物によってアレルギー症状を起こしたことがある方
□気管支喘息の方
□高齢の方
□妊婦の方、授乳中の方
□抜歯や口の中の術後、または口の中に傷や炎症などがある方
□重症の心疾患、肺疾患及び高血圧症がある方
□他に服用中のお薬がある方
(非選択的β遮断薬、三環系抗うつ薬 etc)
□全身性ステロイド薬の投与を受けている方
□スギ花粉以外のアレルゲンに対しても反応性が高い方

※上記に該当する方は診察時に必ず医師にその旨をお伝えください。

最低でも2年以上は治療を継続してください。

治療中はスギ花粉のシーズン以外にも毎日投与していただく必要性があります。
もし、途中で治療を中断してから、再開した場合は副作用を引き起こす場合もありますので、長期間治療を続けられる方にのみ推奨しております。

舌下免疫療法により、全ての方が完全に治るわけではありません。

最低でも2年以上の治療を継続していただいたにも関わらず、残念ながら、
治療を受けていただいた方の3割の方には効果が見られない可能性があります。
また、効果が見られた方についても、従来の治療法を全く必要としなくなったという程の
高い効果が見るのは2〜3割とされています。
長期にわたる治療効果を望んだ上で、薬を減らす治療・症状を軽くする治療と捉えて頂ける方に推奨しております。

副作用がある治療法であることをご理解ください。

注射による減感作療法のようにアナフィラキシーショックのような重篤な副作用の報告は未だありませんが、体に免疫を作る治療法であるので患者様によっては以下のような副作用が起こる可能性は否定できません。現状で確認されている副作用としては下記のようなものが挙げられます。
□腹痛・嘔吐・下痢
□口腔内もしくは唇のかゆみ・浮腫・感覚異常
□蕁麻疹
□喘息発作
□目や耳のかゆみ
□喉の炎症や違和感
□くしゃみ・鼻水・鼻づまり
□咳
尚、上記のような副作用はよく見られる傾向にあるので、発症当日は経過を観察し、症状が治まらない場合は翌日落ち着いて受診してください。但し、まれではありますが、以下のような重篤な副作用がみられた場合には直ちに救急車を要請するなど迅速な対応をしてください。
□突然のショック症状(蒼白、意識の混濁etc)
□腹痛や嘔吐などの消化器症状
□息苦しさなどの呼吸器症状
□広範囲の蕁麻疹などの皮膚症状

スギ花粉の飛散が始まる直前から飛散時期に治療を開始しても効果が薄く、安全性が問題視されているため、 治療の開始は5月~11月中旬の間にスタートします。

スギ花粉症治療エキスを含んだ希釈液(シダトレン)を経口投与します。 
スギ花粉症の季節前より、十分な安全な薄さ(2JAU/ml)から開始します。 
2か月程度かけて段階的に濃度を高め、 
花粉シーズンには濃い治療エキス(2000JAU/ml)を維持量として継続します。 
シーズン中は、2,000JAUを20滴の滴下を週1回、シーズン後には2週に1回、
続けるという方法です

1週目~2週目は増量期とし、3週目以降は維持期として、治療を続けます。 投与法としては舌下に滴下し、2分間保持した後、飲み込み、その後5分間は、うがい・飲食を控えてください。

シダトレン表

通院・治療の目安

通院頻度については、 治療開始から1か月間は週に1~2回、2か月目以降、投与量が安定してきた際には最初の1年間は2週に1回程度通院していただきます。(1年経過以降は1カ月に1回)

治療開始にあたり、条件に適するかどうかをみるために1~2つの検査を受けていただくための費用がかかります。
(保険が適応されます。)

治療開始後は、新薬扱いとなるため薬事法の規約により平成27年9月までは2週間ごと(およそ月2回)来院して
いただく必要があります。

その場合、舌下免疫療法に対する治療のみですむ場合には、当院の受診料として、
3割負担の方でおよそ月1,000〜1,150円のご負担となる見込みです。

また、当院は院外処方を行っておりますが、月2回シダトレンのみを調剤薬局で受け取っていただく場合には、
3割負担の方で一ヶ月でおよそ1,500~2,000円かかる見込みです。

花粉症の時期等でシダトレン以外のお薬が必要な場合には、その分の費用がかかります。

舌下免疫療法はスギ花粉のエキスを舌の裏側(舌下)に毎日少しずつ触れさせることで、
スギ花粉そのものを少しずつ体に慣れさせてアレルギー症状を発症させなくする、もしくは発症しにくくする治療法です。
懸念されるのが、舌下免疫療法にご関心がある方の大多数は 「花粉症が完全に治る治療法!」という過大な期待を抱かれている点であることです。
ただ、上記でもお伝え致しましたが、この治療法はスギ花粉症が完治する可能性を秘めてはいますが、
一方で約3割の方には効果が出ないというデータがでています。
また、低い確率ではありますが、重篤な副作用がある治療法であることを ご認識頂く必要があります。

これらの舌下免疫療法の実際のところをご理解頂いた上で、 「スギ花粉症を克服するため、ぜひ舌下免疫療法を受けてみたい」 とお思いになられた方に一つのお願いがあります。

それは、
「やると決めた以上は最低3年は辛抱強く治療を続けて頂きたい」、ということです。

舌下免疫療法による治療の効果の有無の判定には3年は見て頂いた方が良いでしょう。継続的な治療の積み重ねによって効果を発揮する治療法です。短期的な視点に囚われず、 長期的な視点で治療に取り組んで頂きたいのです。

〇治療を続けるためのワンポイントアドバイス
・毎日薬を滴下するためのタイミングを決める(当院では、朝、歯を磨かれた後を推奨しています。)
・2週間に1回、通院するための曜日を決める(第1・3週目の土曜日etc)

殆どの方は朝、定期的に歯を磨かれていることでしょう。その歯磨き習慣の中に、舌下免疫療法を一緒に組み込んで頂くことがこの治療を継続できるコツになると考えています。また、連続した投与が必要となりますので、継続的に通院できる習慣づけも大切になります。

上記をご理解頂いた上で、舌下免疫療法をご検討頂ければと思います。

スギ花粉飛散時期は開始が出来ないため、2015年は5月より治療受付を再開致します。

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