滲出性中耳炎

花粉症とは?

アレルギー性鼻炎のうち、特に、スギやヒノキの樹木あるいはイネ科やキク科の雑草などの花粉を原因とするものを「花粉症」といいます。
「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」といった症状に加え、「眼のかゆみ」や「のどのイガイガ感」を伴うことがしばしばあります。

診断・検査方法

一般のアレルギー性鼻炎の場合と同じく、鼻汁好酸球の有無や、採血による原因物質の特定を行い、患者様にご自身の状態を正しく知っていただくようにしています。それにより、いつまで症状が続く可能性があるのか、 気をつけることはどのようなことがあるのか等の推測をすることが可能となります。(既に他院で行っておられたり、希望されない場合には行いません。)

当院の治療方針

基本的なことについては、アレルギー性鼻炎の場合と同じです。抗アレルギー剤の内服や点鼻薬による症状の改善が治療の基本になります。

内服薬や点鼻薬の種類は多く、患者様の症状をよくお聞きしたうえで、薬による眠気のきたしやすさの有無も確認し、患者様に最も合うお薬の選択を行います。

内服や点鼻薬、さらには屯服の薬の組み合わせを考え、少しでも早く確実に、楽になっていただきたいというのが当院の治療方針です。

鼻づまり(鼻閉)により夜眠れないというのは辛いものです。
鼻閉の程度が特に強い方には、鼻の粘膜を麻酔したうえで、極細い注射器でお薬を直接少量注入することにより(痛みは殆どありません)、来院いただいた日からはゆっくり休んでいただけるように心がけています。

また、花粉症の場合には目やのどの症状を伴うことも多く、そうした患者様には、その症状の重症度に応じた適切な点眼薬やうがい薬も、合わせてお出ししています。

ところで、平成26年10月8日より、スギ花粉症の患者様に対して、スギ花粉エキスを用いた「舌下免疫療法」という治療法が厚労省の認可を受け始まりました。これは、普段からスギ花粉エキスを体内に取り込むことにより身体をスギ花粉に慣らせておき、スギ花粉のシーズンになっても症状が殆んど出ない、あるいは軽くてすむようにするという、それまでの症状に応じた対症療法とは異なり、根本的にスギ花粉の症状は発症しないようにする治療法です。ただ、体質を変えていこうという治療法だけに、根気強さが求められる治療法でもあります。
当院では、この新しい治療方法に対し積極的に取り組んで参ります。
詳しくは、「舌下免疫療法の特設ページ」をご覧下さい。
兵庫県 尼崎市の耳鼻科(耳鼻咽喉科) 尼崎駅前耳鼻咽喉科のざわクリニックには、塚口・園田・JR尼崎・阪神尼崎 方面のみならず、豊中市、伊丹市、西宮市、芦屋市、宝塚市、川西市、三田市、篠山市、大阪市、西淀川区、淀川区、東淀川区、此花区、神戸市、灘区、東灘区、明石市など、阪神・大阪の広い範囲から患者さんが来られます。バリアフリーで、子供(こども)や高齢者の患者様にも安心してご来院いただけます。