口内炎・舌炎

口内炎・舌炎とは?

口や舌の粘膜が炎症をおこしてピリピリ痛み、食事も取りにくくなることがあります。これが「口内炎」「舌炎」です。

口内炎の代表は、黄白色の斑点ができて、その周りの発赤部分とともに強く痛むアフタ性口内炎です。はっきりした原因は、未だわかっていません。それ以外には、ウイルス性の疾患によるものや、まれですが自己免疫疾患といって自分の身体の免疫機能の異常によるものなどがあります。

舌炎も基本的には口内炎と同じですが、舌の周辺や特に舌先にできやすい特徴があります。これは、歯や義歯(入れ歯)と擦れることにより傷つくことが関係していると考えられます。

診断・検査方法

孤立したアフタ性口内炎の場合には、よく観察することにより診断は比較的容易です。小さい斑点が多発している場合にはウイルス性疾患が疑われるので、血液検査を行うことがあります。

広範囲なものについては、経過を見た後、自己免疫疾患が疑われるようであれば、基幹病院の専門医による精査を依頼します。

当院の治療方針

基本的には、2種類の軟膏をブレンドした「当院オリジナルの軟膏」を1日数回患部に塗布していただきます。それに加えて、口腔内の炎症を改善するうがい薬をお渡しするようにしています。

多発している方や広範囲にできている方に対しては、抗生物質、炎症を抑えるお薬、ビタミン剤などもお出しし、「口や舌が痛くて、食事ができない」というお困りの症状が、少しでも早く楽になるようにいたします。

ところで、最も気をつけなければならないのが、口の中や舌の腫瘍です。当院の治療にもかかわらず、治りにくい口や舌の荒れやできものに対しては、すみやかに耳鼻咽喉科領域の腫瘍を専門とされる関西労災病院あるいは近畿中央病院の部長先生をご紹介するようにしています。
兵庫県 尼崎市の耳鼻科(耳鼻咽喉科) 尼崎駅前耳鼻咽喉科のざわクリニックには、塚口・園田・JR尼崎・阪神尼崎 方面のみならず、豊中市、伊丹市、西宮市、芦屋市、宝塚市、川西市、三田市、篠山市、大阪市、西淀川区、淀川区、東淀川区、此花区、神戸市、灘区、東灘区、明石市など、阪神・大阪の広い範囲から患者さんが来られます。バリアフリーで、子供(こども)や高齢者の患者様にも安心してご来院いただけます。